「乾太くんを設置したいけれど、工事費込みでいくらかかるのだろう」と気になっていませんか。
乾太くんは、本体を購入するだけでは設置できません。
住宅の状況に応じて、ガス配管や排湿設備の工事、専用台などの部材が必要になるため、同じ機種でも設置費用は変わります。
特に後付けでは、ガス栓の新設や外壁への穴あけなどによって費用が大きく増える場合があります。
この記事では、乾太くんの本体価格と工事費の目安、追加費用が発生する条件、新築・後付けの違い、プロパンガス住宅での注意点まで解説します。
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乾太くんの設置費用はいくら?
乾太くんの設置費用は、「本体代+工事費+部材費」で考える必要があります。
工事内容によって総額の差が大きいため、本体価格だけで予算を決めないようにしましょう。
工事費込みで約17万〜60万円が目安
乾太くんの工事費込みの総額は、選ぶ機種と住宅の設備状況によって大きく変わります。
2026年時点のメーカー希望小売価格は約12万〜25万円で、大阪ガスでは設置工事費の目安を約5万〜35万円と案内しています。
単純に合計すると約17万〜60万円近い幅になりますが、メーカー希望小売価格と実際の販売価格は異なるため、実際の支払額がこの範囲になるとは限りません。
既存のガス栓や排湿口を利用できれば費用を抑えやすい一方、ガス配管の延長や壁の穴あけ、高所作業などが必要になると30万円を超えることもあります。
そのため、「乾太くんは○万円で設置できる」と一律に考えるより、希望する機種を決めたうえで現地調査と見積もりを受けることが大切です。
本体価格は容量や機能で異なる
乾太くんの本体価格は、乾燥容量や機能によって異なります。
2026年10月時点の主なメーカー希望小売価格は次のとおりです。
| タイプ | 乾燥容量 | 本体価格(税込) |
|---|---|---|
| スタンダード | 3kg | 123,200円 |
| スタンダード | 5kg | 160,600円 |
| スタンダード | 8kg | 198,000円 |
| デラックス | 6kg | 211,200円 |
| デラックス | 9kg | 246,400円 |
※主な標準仕様のメーカー希望小売価格。工事費・部材費は別途
デラックスタイプには、除菌・消臭や花粉ケアなど、スタンダードタイプにはない機能があります。
ただし、メーカー希望小売価格と実際の販売価格は同じとは限りません。
販売店による値引きもあるため、設置費用を比較するときは本体の定価ではなく、見積もりに記載された実際の販売価格を確認しましょう。
また、同じ容量でも操作パネルや設置仕様によって価格が異なる機種があります。
設置工事費は配管・排湿工事で変わる
工事費は、単純な本体の取付作業だけではありません。
主に次の費用が含まれます。
| 費用項目 | 主な内容 |
|---|---|
| 本体取付工事 | 乾燥機の搬入・設置・固定 |
| ガス配管工事 | ガス管の延長・ガス栓の新設 |
| 排湿工事 | 排湿管の設置・壁の穴あけ |
| 部材費 | 専用台・排湿管・ガスコードなど |
| その他 | 出張費・既存機器の撤去費など |
どこまでが「基本工事」に含まれるかは業者によって異なります。
例えば、本体の設置費は含まれていても、ガス栓の増設や壁の穴あけは追加料金となる場合があります。
見積もりを比較するときは、表示された工事費だけでなく、必要な作業と部材がすべて含まれているか確認しましょう。
後付けは追加費用が発生しやすい
乾太くんを後付けする場合は、住宅の状態によって追加工事が必要になります。
代表的なケースは次のとおりです。
| 住宅の状況 | 追加工事の例 |
|---|---|
| 近くにガス栓がない | ガス配管延長・ガス栓新設 |
| 排湿口がない | 壁の穴あけ・排湿管設置 |
| 設置台がない | 専用台の購入・固定 |
| 外壁から遠い | 排湿管の延長 |
| 2階へ設置する | 配管延長・高所作業 |
| 既存設備が使えない | 配管・設置方法の変更 |
特に、ランドリールームが外壁から離れている住宅では、排湿経路が複雑になりやすくなります。
壁や天井の構造によっては希望した位置に穴をあけられず、設置位置そのものを変更することもあります。
本体を購入してから「設置できなかった」とならないよう、購入前に現地調査を受けましょう。
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乾太くんを設置するために必要な条件
乾太くんは、本体を置けるスペースだけでは設置できません。
ガス・排湿・電源などの設備条件を満たす必要があります。
ガス栓と配管が必要
乾太くんには、使用する機種に対応したガス供給設備が必要です。
すでにガスコンロや給湯器を使用していても、ランドリースペースの近くにガス栓があるとは限りません。
ガス栓がなければ、既存の配管から延長する工事などを行います。
また、ガス栓があっても接続方法や供給能力が乾太くんに対応できるか確認が必要です。
給湯器やコンロと同時に使用することも想定し、供給設備が対応できるか施工業者へ確認しましょう。
ガス配管は自分で加工せず、専門業者へ依頼してください。
排湿経路と設置スペースを確保する
乾太くんを屋内に設置する場合は、乾燥時の湿気を屋外へ排出するための設備が必要です。
排湿管を外壁へ通す方法が一般的ですが、条件によっては窓パネルなどを利用できる場合もあります。
また、本体周辺には防火やメンテナンスのためのスペースが必要です。
本体そのものが置けても、排湿管を通せなかったり、必要な離隔距離を確保できなかったりすると設置できません。
機種ごとの寸法と設置基準を確認し、最終的な判断は施工業者へ依頼しましょう。
屋外設置は対応機種と設置条件を確認する
乾太くんには、条件を満たせば軒下などへ設置できる機種もあります。
スタンダードタイプには屋内・軒下兼用機種があり、デラックスタイプにも軒下設置仕様があります。
ただし、屋外対応機種でも雨が直接当たる場所など、メーカーの施工基準を満たさない環境には設置できません。
さらにガス配管や電源、専用台なども必要です。
屋内の排湿工事を減らせても、ガス配管工事が増えれば必ずしも安くなるわけではありません。
屋外設置を検討する場合も、機種と設置場所を施工業者へ確認しましょう。
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新築・後付け・賃貸で設置費用はどう変わる?
乾太くんは、新築時に設置する場合と既存住宅へ後付けする場合で必要な工事が異なります。
マンションや賃貸では、費用以前に工事できるかどうかの確認も必要です。
新築は設計段階から配管を計画できる
新築住宅では、設計段階から乾太くんの設置を計画すると、配管や排湿経路を確保しやすくなります。
建築中なら、ガス管、排湿管、電源、専用台や造作棚などをあらかじめ設計へ組み込めるためです。
例えば、洗濯機の上へ設置するなら、乾太くん本体と衣類の出し入れに必要な高さまで考えてランドリースペースを設計できます。
ただし、新築なら必ず安くなるわけではありません。
造作棚を設けたり、ガス配管が長くなったりすれば費用は増えます。
住宅会社の見積もりに本体・ガス工事・排湿工事がすべて含まれているとも限らないため、項目ごとに確認しましょう。
後付けは追加工事で費用が増えやすい
既存住宅でも、ガス設備と排湿経路を確保できれば後付けできる可能性があります。
ただし、もともと乾太くんを想定していない住宅では、追加工事が必要になりやすくなります。
特に確認したいのは、
- 本体を置くスペース
- ガス栓
- 排湿経路
- 電源
- 外壁までの距離
です。
排湿管には長さや曲がり方など施工上の条件があるため、単純に「壁に穴をあければ設置できる」とは限りません。
既存の設備を利用できれば費用を減らせることもあるため、施工業者に現状を確認してもらいましょう。
マンション・賃貸は工事可否を先に確認する
マンションや賃貸住宅では、建物の構造や管理規約によって乾太くんを設置できない場合があります。
特に外壁への穴あけや共用部分に関係する工事は、入居者や区分所有者だけでは決められません。
分譲マンションでは、ベランダなどに設置できるケースもありますが、ベランダは共用部分として扱われることが多いため、管理規約や管理組合への確認が必要です。
賃貸住宅の場合も、ガス配管や排湿工事を自己判断で行わず、大家や管理会社へ相談してください。
マンションや賃貸では、費用を調べる前に工事自体が認められるか確認しましょう。
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プロパンガス住宅で乾太くんを設置する場合
乾太くんは、都市ガスだけでなくプロパンガスでも使用できます。
ただし、LPガス住宅ではガス設備と契約料金も確認しておきましょう。
LPガスでも乾太くんを設置できる
乾太くんはプロパンガスでも利用できます。
ただし、必ずLPガス用の機種を選んでください。
乾太くんには都市ガス用とLPガス用があり、使用するガス種に合わせて設計されています。
すでにLPガスを使用している住宅でも、乾太くんを追加できるガス配管や供給能力があるか確認が必要です。
給湯器やガスコンロなど複数の機器を同時に使用する家庭では、供給設備も含めて施工業者やLPガス販売店へ確認しましょう。
ガス栓や供給設備の追加費用を確認する
すでにLPガスを利用している住宅なら、既存の供給設備を利用できる場合があります。
ただし、設置場所の近くにガス栓がなければ、配管延長やガス栓新設の費用がかかる可能性があります。
オール電化住宅などへ新たにLPガスを導入する場合は、ガス容器や調整器、配管といった供給設備も必要です。
誰が設備費を負担するかは、販売店や契約内容によって異なります。
また、2025年4月2日から、LPガス料金を「基本料金」「従量料金」「設備料金」に分けて通知するルールが施行されています。
同日以降の新規契約では、LPガスの消費と関係のない設備費をLPガス料金へ計上できません。
賃貸住宅の新規契約では、ガス器具などの消費設備費についてもLPガス料金への計上が禁止されています。
これは乾太くんの設置工事そのものを無料にする制度ではないため、工事費や設備費の負担方法は個別に確認してください。
設置後はガス代と電気代がかかる
乾太くんを使用すると、運転するたびにガス代と電気代が発生します。
メーカーの公式試算では、LPガス使用時の1回あたりの光熱費は、
| 機種 | ガス代 | 電気代 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 6kg | 約85円 | 約11円 | 約96円 |
| 9kg | 約133円 | 約16円 | 約149円 |
となっています。
ただし、この試算はLPガス料金5.9円/MJ、電気料金31円/kWhなど一定の条件で計算された参考値です。
現在契約しているLPガス料金をそのまま反映した数字ではありません。
また、衣類量や脱水状態、運転コースによって実際の負担額も変わります。
特にLPガスは販売店ごとに料金設定が異なるため、自宅での費用を確認したい場合は契約料金も合わせて確認しましょう。
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乾太くんを設置するまでの流れ
乾太くんを導入するときは、本体を購入する前に設置できるか確認することが大切です。
設置場所と設備条件を確認する
まず希望する場所について、
- 本体寸法
- ガス栓
- 外壁までの距離
- 排湿経路
- 電源
- 扉を開くスペース
などを確認します。
洗濯機の上へ設置するなら、洗濯機や専用台との高さも重要です。
写真や寸法を用意しておくと施工業者へ相談しやすくなりますが、最終的な設置可否は現地調査で確認してもらいましょう。
本体購入前に見積もりを依頼する
設置希望場所が決まったら、ガス会社や住宅設備会社などへ見積もりを依頼します。
本体代だけではなく、
- ガス配管工事
- 排湿工事
- 部材費
- 追加工事
- 撤去費
まで確認してください。
複数社を比較するときは、同じ機種・同じ設置条件で見積もってもらうと比較しやすくなります。
設置工事後に試運転を確認する
設置工事では、本体の搬入・固定、ガス配管の接続、排湿設備の施工などが行われます。
必要な作業は住宅によって異なるため、工事時間も一律ではありません。
工事終了後は接続部分や排湿設備を確認し、試運転を行います。
あわせて、操作方法やフィルター清掃など日常のお手入れについて説明を受けておきましょう。
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乾太くんの設置費用を抑える方法
乾太くんの費用を抑えるには、本体価格だけでなく工事を含めた総額を比較することが重要です。
複数社から同条件で見積もりを取る
複数の施工業者から、できるだけ同じ条件で見積もりを取りましょう。
確認したい項目は次のとおりです。
- 本体の型番と販売価格
- 基本取付工事
- ガス配管工事
- 排湿工事
- 壁の穴あけ費用
- 専用台などの部材
- 搬入費
- 追加工事の条件
- 工事保証
本体代が安くても、ガス工事や排湿工事が別料金なら最終的な総額が高くなることがあります。
「本体+工事一式」という表示だけで比較せず、内訳を確認してください。
洗濯量に合った容量を選ぶ
必要な洗濯量に合った容量を選ぶことも費用を抑えるポイントです。
少量の洗濯物をこまめに乾燥する家庭なら、3kgや5kgタイプが候補になります。
一方、家族分をまとめて乾燥させるなら、6kg・8kg・9kgなどのほうが使いやすい場合があります。
価格だけを理由に小さい機種を選ぶと、乾燥を何度も繰り返すことになり、使い勝手が悪くなる可能性があります。
普段の洗濯量と使用頻度から選びましょう。
利用できる補助金を確認する
国や自治体の住宅関連補助制度も確認してみましょう。
ただし、乾太くんを単独で設置すれば必ず補助対象になるわけではありません。
住宅関連の補助制度では、省エネ改修や住宅性能向上などの条件が設定されていることがあります。
自治体独自の制度も、対象設備や対象者、工事時期などの条件が異なります。
補助金を利用したい場合は、契約や着工をする前に公式情報を確認してください。
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まとめ
乾太くんの設置費用は、選ぶ機種と住宅の設備条件によって大きく変わります。
2026年時点のメーカー希望小売価格は約12万〜25万円で、大阪ガスが案内する工事費の目安は約5万〜35万円です。
ただし、本体は実売価格が希望小売価格より安くなることもあるため、実際の支払総額は見積もりで確認する必要があります。
特に後付けでは、ガス栓の新設、排湿管、壁の穴あけ、専用台などによって追加費用が発生する可能性があります。
導入を検討するときは、本体だけを先に購入せず、まず設置場所とガス・排湿設備を確認し、現地調査を受けましょう。
複数の施工業者から同じ条件で見積もりを取り、本体・工事・部材を含めた総額で比較することが大切です。
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乾太くんの設置費用に関するよくある質問
乾太くんの設置費用について、よくある疑問をまとめました。
- 本体を持ち込んで工事だけ依頼できる?
-
本体を別店舗で購入し、工事だけを依頼できる業者もあります。
ただし、すべての施工業者が持ち込み機器に対応しているわけではありません。
また、本体と工事を別々に購入すると、故障時に製品側と施工側で問い合わせ先が分かれることがあります。
購入前に型番を伝え、施工可能か、工事費はいくらか、保証範囲はどこまでかを確認してください。
- オール電化住宅でも乾太くんを使える?
-
オール電化住宅でも、新たにガス設備を整えれば乾太くんを設置できる場合があります。
都市ガスを利用できない地域では、LPガスを新たに導入する方法も考えられます。
ただし、本体・取付工事に加えて、ガス供給設備や配管工事が必要になる可能性があります。
乾太くんだけのためにLPガスを契約する場合は、毎月の基本料金も含めて長期的な費用を比較しましょう。
- 乾太くんの買い替え費用はいくら?
-
買い替え費用は、既存のガス配管・排湿設備・専用台などを再利用できるかによって変わります。
同じ設置条件で交換できれば、新規設置より工事を減らせる可能性があります。
ただし、新しい機種の寸法や接続方法が異なると、部材交換や設置変更が必要になる場合があります。
本体代だけでなく、交換工事費、撤去・処分費まで含めて見積もりましょう。
- 設置のためにガス会社を変更する必要はある?
-
すでに都市ガスやLPガスを利用している住宅なら、乾太くんを設置するためだけに販売会社を変更する必要は通常ありません。
ただし、現在の供給設備や配管で乾太くんを追加できるか確認する必要があります。
現在ガスを使っていない住宅では、新しいガス契約と設備工事が必要になる場合があります。
まず現在のガス会社や施工業者へ相談しましょう。

