【湯船VSシャワー】LPガスはどっちが安い?節約方法・人数別の目安価格などを紹介

一人暮らしでプロパンガス物件に住んでいる場合、入浴を湯船のみにした場合とシャワーのみにした場合では、結果的にどちらが安く済むのでしょうか?

都市ガスに比べると使用料金が2倍ほど高いといわれるプロパンガス。実際にも、請求書の金額を見て驚き、節約・節水の必要に迫られている方もたくさんいるでしょう。

今回はプロパンガス料金を安くする方法を知りたい方に向けて、湯船とシャワーはどっちが安いのか、それぞれ1回あたりのガス代、節約する方法まで詳しくご紹介いたします。

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目次

湯船とシャワーはどっちが安い?

一人暮らしでプロパンガス物件に暮らす場合、入浴時は湯船のみの場合とシャワーのみにした場合は、どちらが安くなるのでしょうか?

短時間ならシャワーがお得!

毎月支払うプロパンガス料金をもっと安くしたいなら、シャワーのみがお得です。1回の入浴時にシャワーを使用する時間が15分以下という方であれば、湯船なしがプロパンガス料金の節約につながります。

15分以上なら湯船に溜めた方がお得

1回の入浴時にシャワーを15分以上使うなら、湯船にお湯を溜めた方がお得になります。シャワーを使う時間が長い方でプロパンガス料金を節約したいなら、湯船のみの入浴を実践してみましょう。追い焚き機能のある浴室なら、節水効果も生まれます。

湯船とシャワーの1回あたりのLPガス代

プロパンガス物件で一人暮らしの場合、15分以下しか使用しないならシャワーのみがお得、シャワーを15分以上使用するなら湯船のみにしたほうが料金がお得になります。根拠となる「経過時間によるガス代一覧」を解説していきます。

経過時間によるガス代一覧

シャワーを使ったり、湯船にお湯を溜めたりする際のプロパンガス料金は、次の計算式を用いると簡単にわかります。

・上げる温度数×使用水量×熱効率÷発熱量×ガスの従量単価

プロパンガスの燃焼量は24,000kcalと一律です。給湯機の熱効率は90%、シャワーは1分間で12リットル、お風呂に溜める湯量は180リットル、元の水温は20℃、設定温度は43℃で算出していきます。ガスの従量単価は税込みで550円の設定です。

使用時間・回数使用水量プロパンガス料金
シャワー5分60リットル約28.46円
10分120リットル約56.92円
15分180リットル約85.38円
20分240リットル約113.84円
湯船1回180リットル約85.38円

一人暮らしで浴槽に溜める湯量は、身体などを洗う際に使うことを想定して、多めの180リットルとしました。

当協会が推奨している価格(350円(税込))で計算した場合

※350円という単価は関東地域限定でございます

使用時間・回数使用水量プロパンガス料金
シャワー5分60リットル約18.11円
10分120リットル約36.22円
15分180リットル約54.33円
20分240リットル約72.44円
湯船1回180リットル約54.33円
関東地方の推奨価格

シャワー15分以上は湯船1回分と変わらない

「経過時間によるガス代一覧」からも、シャワーを15分以上使うなら、湯船1回分と変わらないことがわかります。入浴はシャワーを15分以下で終わらせるという方はシャワーのみ、15分以上使うという方は湯船のみが節約に効果的です。

湯船にも入りたいけれど、頭や身体を洗う際はシャワーを使うという方は、以下のように組み合わせて入浴すると、湯船1回分(180リットル)と同等のガス料金に収まりそうです。

・湯船を120リットル(半身浴用)
・シャワーを5分(60リットル)

湯船のお湯の量が120リットルなら、節水も兼ねて半身浴用に活用するとよいでしょう。ちなみに、計算で用いた設定温度よりもっと高いほうがよい、自宅の給湯機の熱効率が90%より低いなどの場合は、一覧表の金額よりも高くなります。

【人数別】湯船とシャワー時のLPガス代

ここからは、家族の人数別での「湯船とシャワー時のLPガス代の比較」です。人数別で考えると、どの入浴方法がプロパンガス代の節約に効果的になりそうでしょうか。

どちらも使いたい方に向けて、シャワーと湯船を組み合わせたガス料金もまとめてみました。シャワーのみの時間はひとりあたり10分間、湯船にプラスする場合はひとりあたり5分間として、さらに追い焚きや足し湯は含まずに計算しています。

1人暮らしの場合

使用時間・回数使用水量プロパンガス料金
シャワー10分120リットル約56.92円
湯船1回180リットル約85.38円
シャワー+湯船5分+1回(60+120)180リットル(約28.46+約56.92)約85.38円
シャワー+湯船5分+1回(60+180)240リットル(約28.46+約85.38)約113.84円

計算式や用いる設定、算出される金額は前述の数値を使用しています。一人暮らしで入浴時にプロパンガスを節約したければ、「シャワー10分間」で済ませてしまうのが最も効率的といえそうです。

湯船に入りたいけれど節水と節約も行いたい方は、浴槽に溜める湯量を120リットルにするのもよいでしょう。

2人暮らしの場合

使用時間・回数使用水量プロパンガス料金
シャワー20分240リットル約113.84円
湯船1回180リットル約85.38円
シャワー+湯船10分+1回(120+180)300リットル(約56.92+約85.38)約142.3円

二人暮らしで入浴時にプロパンガスを節約したい場合は、「湯船のみ」が最もコスパがよくなります。とはいえ、湯船のみでもまったくシャワーを使わないわけではないでしょうから、「シャワーのみ(10分ずつ)」にすれば、節約効果があいまいにならなくておすすめです。

また、二人暮らしからは家族の意見が異なりやすいため、120リットルの湯船での計算は省きます。

3人暮らしの場合

使用時間・回数使用水量プロパンガス料金
シャワー30分360リットル約170.76円
湯船1回180リットル約85.38円
シャワー+湯船15分+1回(180+180)360リットル(約85.38+約85.38)約170.76円

三人暮らしになると、同じ金額でもシャワーのみよりシャワー+湯船のコスパがよくなってきます。湯船のみなら、さらにプロパンガス代が安くなります。

4人暮らしの場合

使用時間・回数使用水量プロパンガス料金
シャワー40分480リットル約227.68円
湯船1回180リットル約85.38円
シャワー+湯船20分+1回(240+180)420リットル(約113.84+約85.38)約199.22円

四人暮らしになると、シャワーのみだと使用水量がかなり多くなってしまいます。節水も含めたプロパンガス料金の節約を考えると、「湯船のみ」もしくは「シャワー+湯船」のほうが満足度が高くなるといえそうです。

お風呂のLPガス代を節約する方法

一人暮らしなら入浴時は湯船に入るより、「シャワーのみ」のほうがプロパンガス代の節約にも、節水効果も高まります。さらにお風呂に入った際のガス代を安くする方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

湯船の場合

一人暮らしのプロパンガス料金を安くする方法は、「湯船に溜めるお湯の量を少なくする」ことです。温める水の量が減れば、それだけガスの使用量を抑えることができます。ご自身にちょうど良い湯量を見つけていきましょう。

シャワーの場合

「節水型のシャワーヘッドに付け替える」ことも、一人暮らしのプロパンガス料金を安くする方法です。シャワーの節水を図ることによって、温めるガスの使用量を少なくすることが可能です。水道代も節約できて、とてもお得になるはずです。

LPガスの料金相談は「プロパンガス料金適正化協会」

一人暮らしのプロパンガス料金を安くする方法なら、入浴時の工夫だけでなく、根本的な見直しも大切です。プロパンガスの基本料金や従量単価には法的な規制がなく、業者の判断に委ねられる仕組みになっています。

そのため、知らずして他のガス業者より高い販売価格を支払ってしまっていることもあるわけです。「プロパンガス料金適正化協会」は、そんな方のために無料相談を受け付けています。

現在のガス料金は適正なのかの判断や値下げサポート、優良なガス業者の紹介などが活動内容です。フリーダイヤルやLINEから申込みできますので、ぜひお気軽に無料相談をお問い合わせください。

まとめ

一人暮らしの場合、短時間のシャワーのみにすることがプロパンガス料金を安くする方法です。三人家族からなら、湯船のみやシャワーと湯船を組み合わせた入浴が節約とともに節水効果も生み出すでしょう。

しかし、本当は「ガス代を気にせず湯船にゆっくり浸かりたい」と願っている方も多いのではないでしょうか?

そんな方はぜひ「プロパンガス料金適正化協会」へ無料相談してみてください。安くて優良なガス業者へ変更して、料金を気にせずお風呂を楽しめるようになりましょう。

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