ガス式洗濯乾燥機のメリット・デメリット14選!費用・仕上がり・マンションの場合も紹介

ガス式の洗濯乾燥機は、共働きや洗濯物の仕上がりにこだわりたいご家庭に人気です。最近では、紹介動画でも注目され始めており、「費用はどれくらいかかるの?」「そんなに仕上がりが違うの?」と気になっている方も多いでしょう。

しかし、ガス式の洗濯乾燥機を買う前にきちんと確認しておきたいのがメリットとデメリットです。後になって失敗したと後悔しないためにも、この記事でガス式洗濯乾燥機のメリットとデメリットを詳しくチェックしていきましょう。

賃貸住宅に住んでいる場合とマンションに住んでいる場合は、設置ができるのかについてもまとめました。

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目次

ガス洗濯乾燥機のメリット10選

ガス洗濯乾燥機には、たくさんのメリットがあります。導入すれば、日々の洗濯で抱える悩みの多くが解決するはず。では早速、ガス洗濯乾燥機のメリットをご紹介していきます。

早く乾くため低コスト

ガス洗濯乾燥機のメリットは、「早く乾くため低コスト」であることです。電気ヒートポンプ式の洗濯乾燥機に比べると、約1/3の時間で衣類を乾燥させることができます。

洗濯物の量乾燥時間1回あたりの乾燥コスト30日間のコスト
5kg約52分63円1,890円
8kg約80分102円3,060円

※ガス料金LPG:5.1円/MJ、電気料金25.6円/kWh、60Hzの場合

また、プロパンガス利用でも1回の乾燥コストは5kgで63円、8kgで102円とリーズナブル。都市ガス使用なら、ランニングコストはもっと抑えられます。ガス洗濯乾燥機は、「まだ乾かない」「電気代がかさむ」といったストレスを一気に解決可能です。

引用:リンナイ「ガス衣類乾燥機」

家事の時短になる

家事のなかで、洗濯物にかかる時間が最も多いといっても過言ではないでしょう。干して、取り込んで、たたむといった一連の作業はかなりの体力を奪うものです。また、天気の急変などで干し直しがあれば、1日が洗濯で潰れてしまう日もあるでしょう。

ガス洗濯乾燥機のメリットは、「家事の時短になる」ことです。早く乾くため、これまで洗濯物に割いていた時間をカットすることができます。空いた時間は子供の育児や料理に回したり、ご自身の休息時間として活用したりできて有意義です。

ふんわりと仕上がる

太陽の光で乾かす天日干し。清々しい気持ちになれるものですが、衣類がふんわりと仕上がるかと問われれば、その答えは頷きずらいものです。とくに、素肌に触れるタオル類のゴワゴワとした仕上がりにガッカリしている方も多いはず。

ガス洗濯乾燥機を使えば、「ふんわりと仕上がる」こともメリットです。高温かつ短時間で乾かすため、繊維が根元から立ち上がり、ふんわりとした仕上がりになります。肌触りのよさを求めている方、お肌が敏感な方には嬉しい魅力です。

生乾き臭しにくい

曇りの日や部屋干しの際に漂ってしまいやすい生乾き臭。「臭いから洗いなおして」と、家族から苦情が出るご家庭も少なくはないでしょう。雨続きの日や梅雨の時期は、洗い直すにしても困ってしまうものです。

ガス洗濯乾燥機なら、「生乾き臭」を抑えられることもメリット。生乾き臭の原因となるモラクセラ菌は、65℃の熱に10分間さらすと発育抑制されることが判明しています。80℃以上の温風で乾燥させるガス洗濯乾燥機は、生乾き臭を99.9%の確率で減少可能です。

シワができにくい

夫や子供の学生服の開襟シャツなど、アイロン掛けでのシワ伸ばしがしんどいと感じている方も多いでしょう。とくに、暑い季節のアイロン掛けは大変。ガス洗濯乾燥機は、「シワができにくい」こともメリットです。

大風量で一気に乾かしてしまうため、シワをつきにくくすることができます。合繊の衣類はもちろん、頑固なシワがつきやすい綿の衣類のシワも軽減できるので、アイロン掛けに割く時間が少なくなります。

室内の湿気が気になりにくい

電気式の洗濯乾燥機で衣類を乾燥させていると、どうしても室内に湿気がこもってしまうものです。洗濯乾燥機のある室内の窓があれば、開けておくことで湿気は軽減されます。

しかし、窓の開けられない雨の日や窓がない場合は、ジメジメとしてしまい、快適な空間とは言いづらいでしょう。ガス洗濯乾燥機は排湿筒で湿気を排出するため、「室内の湿気が気になりにくい」ことがメリットです。

天候に左右されない

洗濯物を干す際、雨の日や梅雨、台風の時期など天候に振り回されることがストレスになっている方も多いでしょう。洗いたいものが溜まっているときに限って、天気が悪くてイライラしてしまうなんてこともあるものです。

ガス洗濯乾燥機なら、「天候に左右されない」こともメリット。午前中は晴れなのに午後から雨が降るといった天気がはっきりしない日でも、ノーストレスで1日を過ごせます。

花粉症・大気汚染が気にならない

気管支炎やぜんそくの原因になるPM2.5、アレルギー症状をひどくする花粉など、洗濯物によって室内に運び込まれてしまう物質があります。これらが大気中に飛散するシーズンに体調が心配になる方も多いはず。

「花粉症・大気汚染が気にならない」ことも、ガス洗濯乾燥機のメリットです。これまで、花粉やPM2.5が気になる季節に行っていたブラッシングや洗濯物カバーなどの使用が不要となります。

コインランドリーよりも安い

業務用のガス洗濯乾燥機がずらりと並んだコインランドリー。短時間で乾燥できるため、とても便利ではありますが、料金が安いとは言い難いものです。また、コインランドリーに行くまでは車の距離である方も少なくはないでしょう。

8kg(乾燥のみ)1回あたりの乾燥コスト
コインランドリー約10分 100円(中型乾燥機の平均価格)300~400円前後(30~40分使用の場合)
ガス洗濯乾燥機約80分 102円102円

料金や交通費を含めて、「コインランドリーよりも安い」ことがガス洗濯乾燥機のメリットです。ガス乾燥機なら、コインランドリーの約1/4ほどのコストで乾かせてしまいます。

大型はシーツや毛布も乾燥可能

シーツや毛布を洗って乾燥させようと思うと、天気予報のチェックが必須です。また、干したシーツや毛布を取り込む時間が遅くなると湿気を吸ってしまうため、在宅時間も気にしておく手間がかかってしまうでしょう。

大型のガス洗濯乾燥機を導入できるなら、「シーツや毛布も乾燥可能」であることがメリットです。天気予報はもちろん、取り込む時間も気にせず、就寝時の清潔をキープできるようになります。

ガス洗濯乾燥機のデメリット4選

メリットのたくさんあるガス洗濯乾燥機ですが、もちろんデメリットもあります。どのような点がデメリットなのかチェックしていきましょう。

初期費用が高い

ガス洗濯乾燥機のデメリットは「初期費用が高い」ことです。ガス洗濯乾燥機を導入しようと思うと、本体価格に加えて排湿筒の取り付け工事が必要になるため、20万前後の初期費用が必要となってしまいます。

賃貸では導入が難しい

多少のDIYは原状復帰すればOKとはいえ、壁に穴を開ける排気筒の工事まではさすがに厳しくあるのが賃貸住宅にお住まいの場合です。大家さんの許可が必要になるなど、実質的に「賃貸では導入が難しい」ことがガス洗濯乾燥機のデメリットです。

メンテナンスも必要になる

ガス洗濯乾燥機のデメリットは、「メンテナンスも必要になる」ことです。糸くずフィルターは毎日、吸気フィルターは月1、排湿筒は3か月に1回のお手入れが必要で、怠ると故障の原因にもなってしまいます。

ガス栓に近い位置に設置する必要がある

ガス洗濯乾燥機はガスを使用して稼働するため、「ガス栓に近い位置に設置する必要」があります。そのため、希望する位置にガス洗濯乾燥機を必ず設置できるわけではないこともデメリットです。

ガス栓が無い場合は増設工事が必要

戸建てにお住まいなら、ガス栓の増設工事は簡単です。半日程度で完了するため、その日のうちにガス洗濯乾燥機を使えるようになります。ただし、分譲マンションだと簡単にいかないことが多いため、設置はほぼ難しいという結論になりそうです。

LPガスの相談は「プロパンガス料金適正化協会」

自宅がコインランドリーのように便利になるガス洗濯乾燥機。しかし、都市ガスではなくプロパンガスの地域に住んでいる場合、どのLPガス業者と契約するべきか迷ってしまうでしょう。

上限料金が法律で定められていないプロパンガスには、不当に利益を上乗せする業者もいるものです。「透明性の高い業者を知りたい」「ガス洗濯乾燥機を購入ついでにLPガス業者を見直したい」方は、プロパンガス料金適正化協会へぜひ無料相談を!

消費者保護団体のプロパンガス料金適正化協会では、適正料金で安心して契約できる業者の紹介やガス料金による悩み相談を受け付けています。

まとめ

ガス式洗濯乾燥機にはデメリットもありますが、魅力あるメリットがその不安を上回ります。

この記事を参考に、ガス式洗濯乾燥機の導入をぜひ検討してみてください。LPガス業者や契約の見直しには、プロパンガス料金適正化協会もぜひご利用ください。

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