一軒家の電気代を節約する方法8選!見直しポイントや導入内容、契約についても紹介

一軒家の電気代を節約する方法を探している方も多いでしょう。値上がりの止まらない電気代を少しでも下げることができたら、毎日の生活に潤いが生まれ、気持ちがラクになるものです。

しかし、どこから節約に手をつけていけばよいのか、契約の見直しポイントなど迷ってしまう方もたくさんいるはず。この記事では、戸建てにお住まいの方へ効果的な電気代の節約方法を詳しくご紹介いたします。

一軒家の電気代を節約したい、出費を下げて生活をもっと楽しみたいという方はぜひご覧ください。

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目次

【一戸建て】電気代を節約する方法

一軒家の電気代を節約する方法は、契約の見直しや他社プランへの乗り換え、生活品の買い替えの3種類に大別されます。

契約中のアンペア数を下げる

一軒家の電気代を節約する方法は、「契約中のアンペア数を下げる」ことです。アンペア数をワンランク下げただけでも、年間で考えると節約できる金額がかなり大きくなることがわかります。

※東京電力の従量電灯Bの場合

基本料金税込料金アンペアをひとつ下げた場合の差額年間節約金額(12か月分で計算)
15A  442円86銭147円62銭1,771円44銭
20A  590円48銭295円24銭3,542円88銭
30A  885円72銭295円24銭3,542円88銭
40A1,180円96銭295円24銭3,542円88銭
50A1,476円20銭

ただし、家族が多い場合、契約アンペア数を下げたことが原因でブレーカーが頻繫に落ちてしまう心配があります。通勤・通学準備で忙しい朝の時間帯にブレーカーが落ちると、復旧する手間がかかるため、変更するなら熟考してからがおすすめです。

引用:東京電力料金単価表

契約中のプランを見直す

一軒家の電気代を節約する方法には、「契約中のプランを見直す」方法もあります。家族が仕事やアルバイトなどで帰宅が遅く、夜間の電気使用量が多い場合は、基本のプランよりも夜間割引のあるプランへ見直したほうがお得です。

夜トクプラン8

電力量料金 (1kWh)
午前7時〜午後11時午後11時〜翌午前7時
32.71円21.75円

スタンダードプランS


電力量料金 (1kWh)
〜120kWh121kWh〜300kWh301kWh〜
19.91円26.49円30.60円

引用:東京電力(夜トクプラン・スタンダードプラン)

電力量料金を基本プランと夜間プランで比較すると、23時からの電力使用が多い場合、かなりお得になることがわかります。その代わり、7時から23時までの電力量が割高になってしまいますが、夜間に集中して使用するなら検討してみるのもよいでしょう。

省エネ家電に買い替える

「省エネ家電に買い替える」ことも、一軒家の電気代を節約する方法です。省エネ家電の代表例をご紹介していきましょう。

・冷蔵庫 10年前の冷蔵庫と比較すると電力使用量が約40〜47%低い

・照明器具 一般電球とLED電球を比べると電力使用量が約86%低い

・テレビ 9年前のテレビと比較すると電力使用量が約42%低い

引用:資源エネルギー庁 省エネポータルサイト

家電の買い替えで、使用する電力量が大幅に節約できることがわかります。照明器具で一般電球を使用しているなら、LED電球への買い替えを悩む理由はないでしょう。

また、家族が多い場合、常に稼働している冷蔵庫の買い替えも大きな節約効果を生みそうです。家電は10年経過すると長期保証も無くなり始めるため、買い替えのよいタイミングにもなるでしょう。

太陽光発電を導入する

一軒家の電気代を節約する方法として、将来的に検討しておきたいのが「太陽光発電の導入」です。太陽光発電の最大のデメリットは、設置費用が100万円を超え、回収するのに10年以上もの年月を費やしてしまうことでした。

しかし、東京都では2025年4月から太陽光発電の設置義務化が始動。4キロワットの太陽光発電を新築住宅に設置する場合、設置費用98万円に対し40万円の補助が予定されています。

これにより、約6年ほどで初期費用の回収が可能となったのです。また、東京電力では初期費用0円で太陽光発電できるサブスクリプションも展開しています。

太陽熱利用システムの導入

太陽光で電気をつくり出す太陽光発電とは違い、太陽熱でお湯をつくり出す太陽熱利用システムも一軒家の電気代を節約する方法です。

再生可能エネルギーが注目されている今、新しく登場したシステムだと思われた方もいるでしょう。実は1980年代頃、有名俳優を起用したCMなどでブームを巻き起こした給湯システムでもありました。

さまざまな背景からあまり普及しなくなっていましたが、最近では再生可能エネルギーとして再び注目されてきたため、検討してみるのもよいでしょう。

カーテン等の断熱性を高める

一軒家の電気代を節約する方法でもあり、防犯効果も期待できるのが「断熱性の高いカーテンに買い替える」ことです。エアコンで室内を冷たくしても、暖かくしても、窓からほとんどの冷気や暖気が放出されてしまうといわれています。

断熱カーテンは高密度に糸を織り込んだり、特殊コーティングを施したりすることで、断熱性を高める仕組みです。厚手のカーテンであるため、年中を通した防犯対策、冬場は結露対策としても活用できます。

LPガスとセットで契約する

一軒家で電気代を節約するには、「プロパンガスと電気をセットで契約する」という方法もあります。これは、セットプランの利用で毎月定額の割引や電力利用料に応じた割引が適用されるシステム。

ただし、プロパンガスと電気のセット契約で節約に期待できるのは、電気の使用量が多い人に限られてしまうデメリットがあります。セット契約の割引きは、一定基準以上の電力使用があった場合と定められていることが多いからです。

電力使用量が多いというわけではない場合、プロパンガス販売業者と電力会社をそれぞれ見直したほうがよい場合もあります。

電力会社を見直す

一軒家で電気代を節約する方法は、電力会社の見直しです。電気の契約は、いわゆる電力大手10社(東京電力・関西電力など)である方が多いでしょう。

2016年4月よりスタートした電力の小売り全面自由化で台頭してきた「新電力」では、あらゆるサービスを付帯した魅力的なプランを打ち出しています。

※ドコモでんき(基本料金)

基本料金東京電力従量電灯BドコモでんきBasic
15A  442円86銭429円00銭
20A  590円48銭572円00銭
30A  885円72銭858円00銭
40A1,180円96銭1,144円00銭
50A1,476円20銭1,430円00銭

※ドコモ電気(電力使用料金)


電力量料金 (1kWh)
〜120kWh121kWh〜300kWh301kWh〜
19.88円26.48円30.57円

新電力は民間企業が担っているため、倒産の心配がデメリットですが、ドコモのように大手企業が参入しているケースもあります。基本料金は、大手10社の東京電力と比較しても、少し安いことがわかります。

また、電力料金に関しても東京電力のスタンダードプランSと大差ない設定です。ドコモ回線使用者への電気料金の3%をdポイント還元するサービスもあるため、新電力への乗り換えも検討してみる価値があるでしょう。

LPガスの料金相談は「プロパンガス料金適正化協会」

一軒家の電気代を節約すると同時に、販売価格の透明性が高いプロパンガス会社へ切り替えるだけで、さらなる光熱費の削減に取り組めます。

オール電化の方は、高額なエコキュート買い替えのタイミングでプロパンガス併用に戻すこともおすすめです。消費者保護団体の「プロパンガス料金適正化協会」では、お電話やLINEによる無料相談、優秀なプロパンガス会社の紹介などをサポートしています。

電気代を抑えて生活にゆとりをもたらせたい方、プロパンガス会社の乗り換えを検討してみたい方は、ぜひ当協会へお問い合わせください。

まとめ

一軒家の電気代の節約は、ご自身のライフスタイルや興味に合わせて行ってみるとよいでしょう。オール電化の方のプロパンガス切り替えや、信頼のおけるプロパンガス会社への切り替えは、ぜひ「プロパンガス料金適正化協会」へご相談ください。

光熱費にかかる出費を減らし、子供の教育費やご自身の生活費などにまわして、ゆとりある暮らしを叶えていきましょう。

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