【お風呂・キッチン】プロパンガス安くする方法14選!簡単節約術や目安料金を徹底紹介

プロパンガスのガス料金が高額で家計を圧迫してしまっているのなら、効果的なガスの節約方法を知るべきです。

都市ガスに比べてガス代が高くなりがちなプロパンガスでも、正しい方法でガスの使用量を減らすことで、家計の負担を少なくできるでしょう。

この記事では、プロパンガスのガス代を安くする方法を14つ紹介します。節約方法を理解すれば、少しの工夫でガス代の軽減が期待できるのです。

▶︎▶︎▶︎プロパンガス料金のご相談やお見積もりは公式LINE登録で無料で解決!

目次

プロパンガスの1か月平均使用量

まずは、プロパンガスの平均使用量を知り、自宅のガス使用量が他の家に比べて多いのかどうかを確認しましょう。

平均使用量よりも多くのガスを使っているのなら、ガスの節約でガス代を少なくできる可能性が高くなります。

世帯別の平均使用量を事前に確認しよう

ここでは平成18年に石油情報センターが調査した「プロパンガス消費実態調査」の結果を紹介します。

ガスの使用量は世帯人数によって変わるため、世帯人数に合わせてガスの使用量を比較してみてください。

  • 2人以下の世帯:6.5㎥
  • 3人世帯:8.9㎥
  • 4人世帯:11.3㎥
  • 5人世帯:11.7㎥
  • 6人世帯:12.0㎥
  • 7人以上の世帯:11.8㎥

プロパンガスのおすすめ節約術6選【お風呂】

ここからは、プロパンガスの具体的な節約術を紹介します。まずは家庭の中でも最も多くのガスを使用するお風呂に関わる節約術をまとめました。

お湯の設定温度を下げる

お湯の設定温度を低くすれば、お湯を温めるために必要なガスの使用量も減らせます。たった1度温度を下げるだけでも、その効果が得られるでしょう。

特に夏は、お風呂の設定温度を下げても問題のない季節だと言えます。

浴槽にためるお湯を減らす

そもそも浴槽にためるお湯の量を減らすことで、ガス代が節約できます。湯船の7〜8割までお湯をためているのなら、5〜6割までお湯を減らしてみましょう。

どうしてもお湯が足りないと感じるのであれば、入浴した状態で足し湯をすれば、お湯を入れ過ぎずに済みます。

シャワーの使用をなるべく控える

シャワーを出しっぱなしにして体を洗う・頭を洗うという方は、多くのお湯を無駄にしてしまっています。

こまめにシャワーを止める習慣をつけてください。シャワーヘッドを節水用のものに変更するのもお勧めです。

シャワーの使い過ぎを防ぐと、ガス代だけでなく水道代の節約効果も得られるでしょう。

湯船のお湯を利用しよう!

湯船のお湯を利用して体を流し、最後にシャワーのお湯を使うような体・髪の洗い方をすると、シャワーを使う時間を大幅に削減できます。

その結果、ガス代・水道代の節約につながるでしょう。

追い炊き機能の使用を控える

お風呂の追い焚きには多くのガスが消費されます。お風呂がたまったらすぐに入浴し、追い焚き機能を使う回数を減らしてください。

追い焚き機能でお湯の温度を1度上げるためには、約3円のガス料金が必要であり、毎日1回の追い焚きを控えるだけでも、年間で1,000円以上のガス料金が節約できるのです。

しかし差し湯より追い炊きの方が節約になる

湯船のお湯が緩いと感じた時には、追い焚きや差し湯をしてお湯の温度を高くしますが、追い焚きよりも差し湯の方が多くのガスを使います。

お風呂のお湯が冷めてしまった時には、差し湯ではなく追い焚き機能を使ってください。

こまめに浴槽の蓋を閉める

浴槽の蓋を開けっぱなしにしていると、どんどんお湯の温度が下がって行きます。

温かい熱を逃さないためには、こまめに浴槽の蓋を閉める習慣をつけましょう。

自分が入浴を終えて家族が入浴するまでの時間はもちろんのこと、体や髪を洗う時間にも浴槽の蓋を閉めると、よりお風呂が冷めにくくなります。

節約グッズを利用するのもおすすめ

お風呂の温度が冷めにくくなる節約グッズとして、アルミの保温シートがあります。

湯船の上に浮かせるだけでお湯の温度が保ちやすくなり、手頃な価格で手に入ることから、すぐに取り入れやすいでしょう。

保温シートと浴槽の蓋を併用すれば、さらに保湿効果を高められます。

家族の入浴時間をまとめる

どんなにしっかりお風呂のお湯を冷まさない工夫をしても、家族がお風呂に入る間隔が何時間も空いてしまうと、お湯は冷めてしまうでしょう。

家族全員がお湯が冷める前に入浴すれば、追い焚きをする回数を減らせます。

例えば、家族がお風呂に入るまでに5度湯船のお湯の温度が下がってしまい、毎日5度油温を上げる追い焚きをする場合、1日15円のガス代がかかります。この15円を年間で計算すると5,400円以上の負担になるのです。

プロパンガスのおすすめ節約術6選【キッチン】

次に、家庭内でプロパンガスを使用する場所であるキッチンでのガスの節約方法を紹介します。

調理方法などを工夫するだけで、ガスの使い過ぎが防げるでしょう。

ガスの使用時間をなるべく減らす

ガスの使用時間を減らすためには、具材に火が通りやすくする・電子レンジを使って下拵えをしておくという手段があります。

また、圧縮鍋を使えば短時間で煮物が作れるようになるでしょう。

電子レンジで調理をする

電子レンジ調理は、ほとんどの場合ガスよりも低い電気代で調理が完了します。

簡単に火が通る野菜は電子レンジ調理にする・火の通りにくい野菜は電子レンジで柔らかくしてからガスにかけるなどの工夫が効果的でしょう。

また、温め直しをする時にも、ガスではなく電子レンジを利用した方が光熱費を節約できます。

蓋や落とし蓋を使う

煮物料理をする時には、鍋蓋ではなく落とし蓋を使うことで、ガス代を半分に節約できます。落とし蓋を使った調理は、調理時間の短縮・味が染み込みやすくなるなどの効果も得られるのです。

1つの鍋やフライパンでまとめて調理する

いくつかの料理を作る時に、何個もの鍋やフライパンを使うのではなく、同時調理が可能なものを一緒に炒める・茹でる・煮ることで、ガスを最大限に有効活用できます。

例えば、麺を茹でる時に具材も一緒に茹でてしまうなどの工夫をしてみましょう。

鍋やフライパンの大きさに合う火力に設定する

鍋底よりも外側に火がはみ出しているのは、ガスの火力が強過ぎる状態です。鍋底に合わせた強さにガスを調整して、無駄のないようにしてください。

食器洗いはなるべく冷水を使用する

食器洗い機を使っているご家庭は、温水ではなく冷水を使用しましょう。

特に寒い季節には水の温度を上げるために、多くのガスが使われてしまうのです。

お湯の場合は時短で食器洗いを心掛ける

油料理が多いなどの理由で、どうしてもお湯を使って食器洗いをしたい時には、短時間で食器洗いが完了する設定を活用しましょう。

お湯の使用時間が短くなるだけでも、ガス代を節約できます。

プロパンガスのおすすめ節約術2選【その他】

最後に、お風呂やキッチン以外でのプロパンガスの節約方法を紹介します。

ガス料金の支払いをカード払いに変更する

ガス料金の支払い方法には、クレジットカード払い・口座振替・コンビニ払いなどがあります。

クレジットカード払いであれば、カード会社の還元率に応じてポイントが受け取れるでしょう。

ガス代そのものの節約にはなりませんが、ガス代分のポイントを受け取ることで、結果的に家計の負担を軽くできます。

オール電化の検討してみる

一戸建て住宅に暮らしているのなら、プロパンガスの利用を辞めてオール電化にするという手段もあります。

電気代はその分高額になりますが、プロパンガスの料金と電気代の両方を支払うよりも、光熱費を抑えられるでしょう。

1番プロパンガスを使う部分とは?

家庭内で最もプロパンガスを使用するシチュエーションについて説明しましょう。

お風呂が1番ガスの利用が多い!

家庭内で利用されるガスの約75%はお風呂で使われています。そのため、お風呂でのガス使用量を節約できれば、ガス代を大幅に減らせるということです。

料金がどうしても安くならない時の対処法

さまざまな節約方法を試しても、ガス代が安くならないという方は、次の方法を検討するべきでしょう。

ガス会社の乗り換えが1番値段が変わる!

プロパンガスのガス代金を安くする最も効果的な方法は、ガス会社の乗り換えです。

現在使用しているガス会社の料金設定を確認し、よりお得な料金でプロパンガスを提供している会社を探しましょう。

ガス会社の選び方が分からないという方は、プロパンガス料金適正化協会にご相談ください。

プロパンガス料金適正化協会では、相談者様の立場に立ってプロパンガスの乗り換えについてのアドバイスやサポートを行なっています。

まとめ

プロパンガスの料金が高いという時には、さまざまな方法でガス代の節約に取り組むべきでしょう。

それでも期待する効果が得られないのであれば、ガス会社の見直しも検討するべきです。

自分に適したガス会社が見つかれば、ガス料金を大幅に安くできるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次