二人暮らしの場合、平均のプロパンガス料金はどれくらいなのでしょうか?夏に比べると、冬の請求料金が高すぎると感じた方もいるでしょう。 とくに、プロパンガス物件に初めて住まわれた方はなおさら驚いたと思います。
本記事では、二人暮らしのプロパンガス料金の平均相場について調べている方に向けて、どれくらいなのかを詳しくご紹介。
二人暮らしでガス代が高くなる理由、LPガス料金を安くする方法もあわせて記載しています。
二人暮らしの平均プロパンガス料金を知りたい方、支払い料金を安くしたい方はぜひご参考ください。
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二人暮らしの年間平均LPガス代
二人暮らしの年間平均LPガス代は80,000円前後です。地域によって基本料金や重量料金に差があるため、年間の平均LPガス代は家庭によってかなり幅が出てきます。
なぜ二人暮らしの年間平均LPガス代が80,000円ほどになるのか、次の項で二人暮らしの1ヶ月の平均相場と共に詳しく解説していきましょう。
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二人暮らしの1ヶ月の平均相場
総務省統計局の資料から、二人暮らしにおける年間平均LPガス代と1ヶ月あたりの平均相場を算出してみました。数値は以下の表のとおりです。
LPガス年間平均料金の総合計が79,206円(基本料金1,700円の場合)なので、12分割すると月当たりの金額は約6,600円ほどと考えられるでしょう。もちろん、この金額は地域によって変化するため、あくまでも目安の平均料金となります。
四半期 | 二人暮らしのガス平均金額 | 四半期ごとのガス平均金額 |
---|---|---|
1〜3月期 | 6,530円 | 19,590円 |
4〜6月期 | 5,441円 | 16,323円 |
7〜9月期 | 3,459円 | 10,377円 |
10〜12月期 | 4,172円 | 12,516円 |
※夏と冬の金額差 | 約1.8倍 | |
月平均使用量 | 6.5㎥ | |
LPガス年間平均料金 | ー | 58,806円 |
月の基本料金 | ー | 20,400円(1,700円の場合で12か月分) |
LPガス年間平均料金総合計 | ー | 79,206円 |
平均金額の引用:総務省統計局 家計調査 2022年度(総世帯/世帯人員・世帯主の年齢階級別より)
月平均使用量の引用:平成18年度灯油消費実態調査報告書
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【季節別】二人暮らしの平均LPガス代
季節別で、二人暮らしの平均LPガス代もチェックしていきましょう。先にお伝えした表からは、夏と冬の金額差は約1.8倍であることがわかっています。
夏季
夏季の二人暮らしの平均LPガス代は、約5,159円です。プロパンガスの基本料金は1,700円と仮定して計算します。
四半期 | 二人暮らしのガス平均金額 | 基本料金を含めた平均LPガス代 |
---|---|---|
7〜9月期 | 3,459円 | 3,459円+1,700円=5,159円 |
冬季
冬季の二人暮らしの平均LPガス代は、約8,230円です。こちらもプロパンガスの基本料金は1,700円と仮定して計算します。
基本料金の金額は季節で変化することはありません。しかし、LPガス料金のみであれば、夏季と冬季で約1.8倍の差が出てしまいます。なぜ冬場になると、プロパンガス料金は高くなってしまうのでしょうか?
そもそも、二人暮らしであるにもかかわらず、どうしてこんなにもガス代が高くなってしまうのでしょうか?
四半期 | 二人暮らしのガス平均金額 | 基本料金を含めた平均LPガス代 |
---|---|---|
1〜3月期 | 6,530円 | 6,530円+1,700円=8,230円 |
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二人暮らしでガス代が高くなる理由
二人暮らしでガス代が高くなる理由をご紹介していきます。二人暮らしなのにガス代が高くなってしまう理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
ガス使用量が多い
二人暮らしでガス代が高くなる理由は、シンプルに「ガス使用量が多い」からです。調理や入浴以外にも、お皿洗いや手洗い、洗顔などガス給湯器からの温水をその都度使用するとあっという間にガス使用量は増えていってしまいます。
しかし、ある程度のガス使用は生活するうえで必要不可欠であるケースがほとんどです。必要不可欠なガス使用量を抑えようとすると、日常生活でかなりの不便を強いられることになってしまいます。
プロパンガスを利用している
二人暮らしでガス代が高くなる理由は、プロパンガスを利用しているからです。都市ガスの料金から比較すると、プロパンガス使用の家庭は1.5~2倍ほど高い料金を支払っているとされています。
2017年4月に自由化されるまで公共料金だった都市ガスと比べると、プロパンガスはずっと自由料金制でした。そのため、現在でも業者の言い値での取引となり、不透明な高額料金を支払わざるを得ない背景があります。
賃貸の場合はガス会社変更は難しい
業者の言い値での取引なら、安いプロパンガス会社に変更すれば支払い料金が安くなるのではと思うでしょう。しかし、安い料金でガス販売を行う業者はほとんどいません。さらに賃貸物件に居住している場合は、ガス会社の変更は難しい現実があります。
賃貸物件では、オーナーが全部屋のガス会社をまとめて契約しているからです。オーナーにガス会社変更を打診しても、他の居住者との関係などで要望が通ることはレアケースといえるでしょう。
【アパート借主必見】プロパンガス会社変更の方法|注意点・都市ガスとの違いを紹介
季節による使用量増加
二人暮らしなのにガス代が高くなる理由は、季節による使用量増加です。すでにご紹介してきたように、夏季と冬季のプロパンガスの料金差は約1.8倍にもなります。
冬にガス代が高くなる理由は?
冬にガス代が高くなる理由は、温める前の水温の低さが大きな原因です。東京水道局の調査では、1月と8月の水道水の水温差は、なんと18.5℃となっています。
月 | 8月 | 1月 |
---|---|---|
平均 | 26.9℃ | 8.4℃ |
かなり冷たい水とぬるま湯に近い水くらいの水温差です。給湯器の温度設定は夏と冬で大差がないと思われるので、温める前の水温が低い冬のほうが自然にガス使用量が増加してしまいます。
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二人暮らしのLPガス料金を安くする方法
プロパンガスを使用する家庭では、さまざまな理由から二人暮らしでも支払い料金が高くなってしまいます。では、LPガス料金を安くする方法はあるのでしょうか。
キッチン内のガス使用量を節約する
二人暮らしのLPガス料金を安くする方法は、キッチン内でのガス使用量を節約することです。圧力鍋で加熱時間を短くする、ガスコンロではなく電子レンジや電気鍋で調理する、後片付けは手洗いではなく食洗機を利用するなどがガス代節約に効果があるでしょう。
お風呂でのガス使用量を節約する
長々とシャワーを浴びてしまう、入浴中に追い焚きボタンを何度も押してしまう方もいるでしょう。お風呂でのガス使用量を根本的に見直すことも、二人暮らしのLPガス料金を安くする方法として効果的です。
他のLPガス会社と料金を比較する
時間があるなら他のLPガス会社と料金を比較することも、LPガス料金を安くする方法です。賃貸物件ではなく持ち家で二人暮らしの方なら、お得な料金設定のLPガス会社に乗り換えることで大幅に支払い料金を削減することが可能です。
LPガスの専門家に相談する
二人暮らしでLPガス料金を安くしたいけれど、料金比較といわれてもよくわからない。そんな不安のある方は、LPガスの専門家への相談がおすすめです。
専門家のサポートを受けながら、プロパンガス料金の悩みからの脱却を目指していきましょう。
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LPガスの料金相談は「プロパンガス料金適正化協会」
「プロパンガス料金適正化協会」では、LPガスの専門家による無料の料金相談を受け付けています。当協会は、不透明なプロパンガス料金を適正価格で安心して利用できるように活動している消費者保護団体です。
LPガスの料金が高く家計が圧迫されて困っている方、乗り換え先をさがしているけれどうまく探せない方の大きな力となっています。専門家のサポートを検討してみたい二人暮らしの方は、ぜひフリーダイヤルやLINEからお問い合わせください。
まとめ
二人暮らしの年間平均LPガス代は80,000円前後で、1ヶ月あたりの平均相場は約6,600円です。二人暮らしなのにガス代が高い理由は、冬の水温の低さやプロパンガスが自由料金制かつ高額であることが挙げられます。
キッチンや入浴の際にガス使用を控えることで節約が可能です。しかし、専門家のサポートを受けて優良なガス会社に乗り換えることが根本的な悩みの解決となるでしょう。プロパンガス料金適正化協会で無料相談をぜひ申し込んでみてください。