今回は、神奈川県に住む築3年の家にお住まいのご主人からの相談事例をご紹介します。
「高いのか、安いのか?」 という疑問に対しての答えと解決方法を解説してます。
ご相談内容
状況
築浅の物件です。
請求金額 | ご使用量 | |
---|---|---|
築年数3年目 | 9,698円 | 20.9㎥ |
同じ使用量で適正価格と比較してみましょう!
使用量 | 基本料金 | 従量単価 | 請求金額 | |
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築年数3年目 | 20.9㎥ | 記載なし | 記載なし | 9,698円 |
適正価格 | 20.9㎥ | 1650円(税込み) | 385円(税込み) | 9,696円 |
ほとんど差額がなく推奨している適正価格と言えます。
同じ使用量で地域最安値と比較した場合
ご要望として地域の最安値と比較してみたいとのことでしたので、調査し情報提供いたしました。
使用量 | 基本料金(税込) | 従量単価(税込) | 請求金額 | |
---|---|---|---|---|
築年数3年目 | 20.9㎥ | 記載なし | 記載なし | 9,698円 |
適正価格 | 20.9㎥ | 1650円 | 385円 | 9,696円 |
地域最安値 | 20.9㎥ | 1650円 | 352円 | 9,006円 |
地域最安値との差額は692円となっております。
なぜ、高いのか安いのかよくわからない状況が起きるのか?
高いのか安いのかよくわからないという状況がおきる理由について、詳しく見ていきましょう。
事業者の説明不足
プロパンガスは自由料金制で、事業者が独自に料金を設定できます。
このため、隣近所でも料金が異なる場合が多いです。
料金構成は「基本料金」+「従量料金」ですが、どちらも事業者ごとに異なるうえ、設備費が隠れている場合もあります。
この不透明性が、料金の「妥当性」を判断しづらくする要因です。
請求金額の内訳が記載がない場合がある
今回のケースのように、請求金額と使用量しか記載がない請求書が届く場合があります。請求書の内訳の記載に関しては、すでに義務化しておりますが、まだ、適応していない会社も多く見受けれらます。
このような場合であれば、まず、消費者が基本料金や従量単価などの概念を十分に理解できていないもしくは、説明を受けていない場合は、かなり不利な状況になってしまいます。
周囲との比較が難しい
基本的に、プライバシーの観点から人に自分の料金を見せない風潮があります。しかも、お金のこととなればなおさら、周囲の人に聞かれてもないのに、教えることなど滅多にないと思います。
解説とアドバイス
では、どのようにして高いのか安いのかを判断すればよいのでしょうか?
今、見直しができる状態なのかを確認
現在の契約内容を把握しましょう。
ガス会社に問い合わせて、具体的な料金の内訳を説明してもらうことも重要です。
もし、手元に契約書がない場合や、ガス会社に問い合わせができない状況であれば下記をご活用下さい!
物件購入時に「建売住宅」を選ばれた場合
物件購入時に「注文住宅」を選ばれた場合
当協会スタッフから一言
現在、法改正により、プロパンガスの契約内容や料金体系について、事業者が利用者の皆さまに対して適切かつ十分な説明を行うことが義務化されました。
これにより、プロパンガスをより安心して、そして適正な価格でご利用いただける環境が整備されています。
この機会に、ぜひ現在ご契約中のガス会社や料金を調べてみるのはいかがでしょうか。ご利用のガス会社にも確認がしやすい状況かと思われます!
料金の適正性や契約条件について、わかりやすくお伝えし、ご不明点がございましたらいつでもサポートさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。
LPガス料金の相談は「プロパンガス料金適正化協会」
プロパンガスの適正価格が分からない・信頼できるプロパンガス会社が見つけられないという方は、プロパンガス料金適正化協会にご相談ください。
プロパンガス料金適正化協会では、プロパンガス料金相談を受け付けております。地域の適正価格を確認したい方/新築や中古住宅でのプロパンガス供給をご検討の中で適正価格で供給できる会社をお探しの方/料金が高くて困っている方/
こちらまでお問い合わせください。