【相談事例】ガス使用量が大きく、その理由が分からない為相談させて頂きたいです。

今回は、長野県松本にお住まいのAさんからのご相談をご紹介します。

ご相談内容

【ご相談者情報】
Iさん
地域:長野県松本
家:戸建て
プロパンガス使用頻度:中
築年数(ガス設備年数):30年以上

【ご相談内容】
一戸建てで1人暮らしを始めたが、以前のアパートでも同じように生活し、風呂を使っても月8〜10㎥だったのに、今は使わず15〜18㎥と明らかに不自然で相談。
ガス会社に説明予定だが、機器交換を勧められる不安もあり、原因や業者対応の注意点についてアドバイスが欲しい。

1月2月
使用量18.8㎥15.2㎥
請求金額12,232円10,648円

解説

給湯器が問題ということも実際にあります。
まずは、それぞれの理由について、見ていきましょう!

従量単価の値上がり

今回のケースでは、1月から2月にかけて従量単価が(1㎥あたり30円)ほど値上がりしています。

この単価の変動は請求書に内訳が明記されていないと気づきにくく、使用量は同じでも請求金額が高くなったように感じる原因の一つです。

この場合でも、基本料金を通常料金(1650円)を適応すると単価が試算できます。

1月2月
使用量18.8㎥15.2㎥
請求金額12,232円10,648円
基本料金 (未記入のため通常料金で試算)1,650円1,650円
従量単価562円592円

給湯器の年式が古い可能性

築年数が20年以上ということで、給湯器自体の劣化や性能低下が考えられます。

特に古い給湯器は、燃焼効率が悪化し、同じ使用方法でもガス使用量が増加することがあります。

給湯器と使用場所の距離

戸建て住宅の場合、給湯器から給湯箇所(キッチンや洗面所)までの距離がアパートよりも長くなることがあります。

このため、給湯箇所まで温水を届けるために余分なガスを消費する場合があります。

気温・地域・水温の影響

長野県松本市は冬季の気温が非常に低く、水道水の水温も大幅に低下します。水温が低いほどお湯を沸かすのに必要なガス量が増えるため、冬季のガス使用量は一般的に多くなります。

アドバイス

今回のIさんは、長年の付き合いがあるガス会社にガス機器を何度か修理してもらった恩義があるため、ガス会社の変更は考えていないとのことでした。ただし、給湯器の交換については検討すべきだとお伝えしました。

交換について、一番安心な方法と手順を紹介します。

現在ガス会社が、どの給湯器メーカーと提携しているか調べる。

基本的には、プロパンガス会社は、給湯器メーカーと提携していることが多いです。

また、給湯器を選ぶ際には、WEBサイト等で現在のガス会社がどの給湯器メーカーと提携しているか調べることを推奨します。提携メーカーの給湯器を選ぶと、メーカー保証がつくだけでなく、万一故障した際にも、現在ガス会社にも迅速な対応が期待できます。

「給湯器の一括見積サービス」などを利用し相場や情報を調べる。

給湯器交換時に高額な費用を請求される不安がある場合は、「給湯器の一括見積サービス」などを利用すると、安価な相場価格を把握できます。

その価格を基準に、現在のガス会社と比較検討するとよいでしょう。

また業者によっては、特別な保証付与サービスもあります。

そのため、特別な理由でガス会社を変更できない場合のおすすめの方法は以下の通りです。

  1. 現在契約中のガス会社が提携している給湯器メーカーを確認
  2. 提携メーカーの給湯器を一括見積サイトで価格調査
  3. 一番安価で保証付きの給湯器を購入

この手順で進めるのが最も安心できる方法です。

当協会スタッフから一言

検針票に内訳がないのは、1ℓあたりの単価が全くわからず、車のガソリン値段を知らずに毎月給油しているような状態に…。
もしご不安な場合は、ぜひ一度、料金診断をご利用ください。私たちが丁寧にサポートいたします!

LPガス料金の相談は「プロパンガス料金適正化協会」

プロパンガスの適正価格が分からない・信頼できるプロパンガス会社が見つけられないという方は、プロパンガス料金適正化協会にご相談ください。

プロパンガス料金適正化協会では、プロパンガス料金相談を受け付けております。地域の適正価格を確認したい方/新築や中古住宅でのプロパンガス供給をご検討の中で適正価格で供給できる会社をお探しの方/料金が高くて困っている方/

こちらまでお問い合わせください。

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