【相談事例】事業引継ぎ(ガス会社都合で会社が変更された)があり、いつの間にか高い価格になっていました。

今回は、千葉県柏市にお住まいのIさんからのご相談をご紹介します。

ご相談内容

【ご相談者情報】
Iさん
地域:千葉県柏市
家:戸建て
プロパンガス使用頻度:低

過去のプロパンガス屋から複数事業引継ぎがあり、その業者も放っておいたらいつの間にか高い価格になっていたとご相談を頂きました。

ご相談時の料金設定

スクロールできます
基本料金(税込み)従量単価(税込み)ご使用量(税込み)合計料金(税込み)
相談前の価格1,320円491.7円7.3㎥4,909円

基本料金が安く、単価が少し高い状況です。

この場合、同じ使用量で適正価格と比較すると、状況が明確になります。

一度、適正価格と比較してみましょう!

適正価格での試算

こちらの地域での推奨している適正価格として基本料金を1,650円、従量単価を385円です。
Iさんのガス使用量7.3㎥に基づくガス料金は以下のようになります

• 基本料金 1,650円
• 従量料金(7.3㎥ × 385円) 2810円
• 合計料金 4,460円(税込み)

この計算に基づくと、Iさんの請求金額4,909円との差額は449円となります。

スクロールできます
ご使用量(税込み)基本料金(税込み)従量単価(税込み)合計料金(税込み)
相談時の価格7.3㎥1,320円491.7円4,909円
適正価格7.3㎥1,650円385円4,460円
差額-330円106.7円449円

年間の差額試算

もしこの差額が毎月発生すると仮定すると、年間で約5,388円(449円 × 12ヶ月)の違いが生じることがわかります。

このような差額が蓄積されると、家計に影響を与える可能性があります。

解説とアドバイス

【事業者減少傾向】17年間でガス販売事業者数が約25,825→約16,381に。

約9,444の事業者が減少し、17年間で全体で3割以上減っています。
この原因としては、会社の合併やM&A(買収)などが考えられます。

プロパンガスは、新しい事業者の方針で値段が改訂ができる。

プロパンガスの料金は自由価格のため、各会社が自由に値段を設定できます。

そのため、事業譲渡などで新しい会社に変わると、その会社の方針によって料金が決まります。

もし意図せずガス会社が変わった場合、適正な価格でプロパンガスを利用するためには、料金改定に関して慎重に確認し判断することが重要です。

基本料金だけでなく、同じ使用量で適正価格と比較しトータルの差額で判断することが重要です。

使用量が極端に少ない場合を除いて、プロパンガスの請求額の核となるのは1㎥あたりの料金設定です。

この金額を把握することが重要です。

今回のケースでは、基本料金は安いものの、1㎥あたり106.7円の差額があり、結果として差額がでている状況でした。

基本料金が高くても、トータルでは大きな差が出ることもあります!

当協会スタッフから一言

地元の業者が他社に譲渡されたことをきっかけに、初めてプロパンガスの業者を見直す方が多いです。

長年の安心感が薄れ、特にこだわりがなくなったという声をよく聞きます。

会社が自動的に変わって高くなったと思った方は、一度その料金が適正な価格なのかを調べることをお勧めします!
適正な価格であれば、今後も安心してご利用できるかと思います。

LPガス料金の相談は「プロパンガス料金適正化協会」

プロパンガスの適正価格が分からない・信頼できるプロパンガス会社が見つけられないという方は、プロパンガス料金適正化協会にご相談ください。

プロパンガス料金適正化協会では、プロパンガス料金相談を受け付けております。地域の適正価格を確認したい方/新築や中古住宅でのプロパンガス供給をご検討の中で適正価格で供給できる会社をお探しの方/料金が高くて困っている方/

こちらまでお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!