プロパンガスの検針票の見方・記載内容を紹介!高いと感じた時の対処法

プロパンガスの検針票に記載された料金の高さにびっくりして、「なぜこんなに高いの?」と思った経験はありませんか。

同時に検針票に記載されている数値の意味や見方がわからずに「料金はどうやって算出しているの?」と疑問が生じた方も多いでしょう。

この記事では、プロパンガスの検針票の記載内容や見方を詳しくご紹介。LPガス料金が高すぎてどうにかならないかと感じたときの対処法もあわせてまとめています。

検針票の見方を知りたい、わからなくて困っている方はぜひご参考ください。

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目次

検針票とは?

プロパンガスの検針票とは、ひと月あたりのLPガスの使用料金を知らせる明細のことです。検針票はスーパーのレジで手渡される縦長のレシートのような用紙や横長の用紙に印字されており、各家庭のポストに投函される仕組みです。

Web検針票の場合は、パソコンやスマホからガス業者の公式サイトにアクセスし、マイページにログインすることでチェックできるようになっています。ここ最近では、Web環境の普及によって、従来型の紙の検針票からWeb検針票へ移行を進める業者が増えてきました。

また、プロパンガスの検針日は毎月1回です。ガス業者や地域によって違いがありますが、月の中旬あたりに検針されることが一般的です。また、検針票は使用料金などをお知らせするのみで、支払いを兼ねてはいないものとなります。

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プロパンガスの検針票の見方・記載内容

プロパンガスの検針票の見方や記載内容をタイプ別に詳しく解説していきます。

プロパンガスの検針票の形式は一律ではなく、ガス業者によって記載される内容がやや異なっています。

代表的な検針票の見方

基本料金、使用量、従量料金単価として1㎥あたりの料金の記載がある。

多くのプロパンガス業者が採用しているタイプの検針票です。プロパンガスのひと月あたりの料金は下記の計算式で算出されます。

請求額=基本料金+(従量料金×使用量)

代表的な検針票の見方

1 使用量
これはガスをどれだけ使ったかを示しています。
つまり、家で料理をしたり、お風呂を沸かしたりした時に使ったガスの量です。

2 請求金額
基本料金と従量料金を合わせた、 その月のガスの使用に対する合計請求額です。

3 基本料金
ガスを使わなかったとしても毎月支払う固定の費用です。 これには、ガスの配送や維持管理の費用が含まれています。

4 従量料金単価
実際に使ったガスの量に基づいて計算される料金です。

1㎥あたりの料金が書かれていないものの、請求額から基本料金を差し引いた金額を使用量で割り算すれば、おおよその数値が算出可能です。検針票記載の以下の各項目の意味もぜひチェックしておきましょう。

検針票、請求金額と使用量しかない場合の見方

請求金額と使用量しかないパターンです。

請求金額と使用量しか記載されていないタイプの検針票です。基本料金や従量料金が不明であるため、以下の計算式を用いた確認が消費者側ではできなくなっています。

請求額=基本料金+(従量料金×使用量)

検針票、請求金額と使用量しかない場合の見方

1 使用量
これはガスをどれだけ使ったかを示しています。
つまり、家で料理をしたり、お風呂を沸かしたりした時に使ったガスの量です。

2 請求金額
基本料金と従量料金を合わせた、その月のガスの使用に対する合計請求額です。

基本料金がわからないため、1㎥あたりの料金も算出不可能です。消費者にとっては、かなり透明性の低い検針票といえるでしょう。

アプリの検針票の見方

基本料金、使用量、従量料金の記載があり、1㎥あたりの料金の記載がないパターン

基本料金、使用量、従量料金、請求金額と一般的な検針票になります。ただ1㎥あたりの従量単価が記載されていないので、なぜこの金額なのか計算しづらいのが難点です。

以下の計算式を使用して、消費者側でも簡単に請求額を確認することが可能です。

請求額=基本料金+(従量料金×使用量)

アプリの検針票の見方

1 請求金額
基本料金と従量料金を合わせた、その月のガスの使用に対する合計請求額です。

2 使用量
これはガスをどれだけ使ったかを示しています。
つまり、家で料理をしたり、お風呂を沸かしたりした時に使ったガスの量です。

3 基本料金
ガスを使わなかったとしても毎月支払う固定の費用です。 これには、ガスの配送や維持管理の費用が含まれています。

4 従量料金
実際に使ったガスの量に基づいて計算される料金です。 使用量が多ければ多いほど、この料金は高くなります。

1㎥あたりの料金が書かれていないものの、請求額から基本料金を差し引いた金額を使用量で割り算すれば、おおよその数値が算出可能です。検針票記載の以下の各項目の意味もぜひチェックしておきましょう。

プロパンガスの検針票を見るときの注意

3種類のプロパンガスの検針票の見方や記載内容について、詳しく解説しました。

プロパンガスの検針票を見るときに注意しておきたいことは、ご自身が契約しているガス業者は消費者にとって必要な情報をきちんと記載できているかどうかです。

プロパンガスの検針票では、合計請求金額の他に以下の4項目がきちんと記載されていることが理想的です。

①基本料金
②使用量
③従量料金
④1㎥あたりの料金

とくに、基本料金と従量料金の記載がない検針票を渡してくるガス業者と契約している場合は、他社より高額な料金を徴収されていないかどうか注意が必要です。

基本料金と従量料金の記載がないということは、「開示すると不都合がある」もしくは「他社と比較されたら困る」など、消費者に対して何かしら不誠実である可能性があります。

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プロパンガス料金が高いと感じた時の対応方法

検針票の種類にかかわらず、プロパンガス料金が高いと感じたときの対応方法をご紹介していきます。

プロパンガスは自由料金制であるため、ガス業者によって販売価格が異なります。現在のお住まいのタイプに該当する対応方法をご参照ください。

戸建ての場合、ガス会社を変更

戸建て住宅(マイホーム)にお住まいの場合は、プロパンガス契約者が本人名義です。そのため、ガス会社を変更するだけでプロパンガス料金が高い悩みを解決できます。

プロパンガス会社の変更方法は、切り替え希望の業者をご自身で検討し、気に入れば契約するだけで完了です。ネットなどから、切り替えできそうなプロパンガス業者を比較検討してみましょう。変更前のガス業者への解約手続きなどは、変更後の業者がフォローしてくれます。

そのため、解約手続きが気まずくなるのではないかという心配も不要です。詳細は、以下のリンクから詳しくまとめた記事をご参考ください。

アパート・賃貸の場合、大家さんに相談

賃貸住宅にお住まいの場合、プロパンガス料金が高いという悩みの解決はやや難しい状況となります。これは本人が名義人となる戸建て住宅にお住まいの方と違って、賃貸住宅にお住まいの方は物件の大家さんが大元のプロパンガス契約者になるためです。

残念ながら、賃貸住宅の入居者がガス会社を自分で切り替える権利はありません。そのため、まずは大家さんにプロパンガス料金の高さを相談することになります。しかし、変更に応じてくれるかどうかは微妙なところです。

手数がかかったり、解約を防ぐための契約期間があったりするため、交渉は難航する可能性があります。賃貸住宅の借主向けのプロパンガス会社変更について詳しく書かれた記事があるので、何とかしたい方はぜひチェックしてみましょう。

プロパンガス料金無料自動診断で確認する

まずは現在支払っているプロパンガス料金が高いかどうかを確認してから、どうするか考えたい。そんな方は、プロパンガス料金適正化協会の公式サイト内にあるプロパンガス料金無料自動診断をご利用ください。

こちらの無料自動診断は、現在の支払い料金に対して適正料金の範囲内であるかどうかを判定してくれるものです。賃貸にお住まいの方、戸建て住宅にお住まいの方、どちらでも診断可能です。

診断で入力・選択するのは「お住まいの地域」「月のLPガス使用量」「月の請求額」の3項目のみ。診断ボタンを押せば、適正料金を支払っているかどうかがすぐにわかります。

以下のリンクから、ぜひ気軽にチェックしてみてください。適正価格よりプロパンガス料金を払いすぎていることがわかれば、当協会から適正価格で販売している提携ガス業者の紹介や専門家による無料相談も可能です。

ガス料金安心保証について

プロパンガス料金適正化協会からの紹介でLPガス業者の変更をされる場合は、ガス料金安心保証が受けられます。ガス料金安心保証とは、変更後の提携ガス業者と契約者との間に何らかの問題が生じた場合、当協会が代わって対応・解決にあたるシステムです。

変更後の提携ガス会社に対して、契約者の要望を伝えて交渉いたします。万が一、当協会の提携ガス会社が不当な値上げを行なうようなことがあっても、直ちに適正なガス料金に戻すなどの対応ができるためとても安心です。

ガス料金安心保証に興味のある方は、フリーダイヤルやLINEから当協会への無料相談ができるのでぜひお問い合わせください。

まとめ

プロパンガス検針票の見方や記載内容について詳しくご紹介しました。プロパンガス検針票に基本料金、使用量、従量料金、さらに1㎥あたりの料金が記載されていれば、誠実なLPガス業者と契約しているといえそうです。

請求金額と使用量しか記載のないパターンの検針票を発行するLPガス業者と契約している方、ガス料金が高くて困っている方は、ぜひプロパンガス料金適正化協会の無料診断や無料相談を受けて、今より支払い負担の少ない毎日を目指していきましょう。

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