【戸建て】中古物件購入する方へ

中古物件購入
ガス会社の契約前の方へ

中古物件戸建てのガス会社は自分で選ぶべき!

プロパンガスを使用している中古物件を購入されたる方は、家にプロパンガスのボンベやメーターが置いてある場合があります。もしくは、メーターだけ設定している場合もあります。

メーターにはガス会社の連絡先が書いてあり、その連絡先に電話することがガスを共有することはできますが、ここが要注意です。

前の居住者が契約していたガス会社なので、どのようなガス会社かわかりません。不当な値上げをしているガス会社が多く存在し、契約時から高い金額を提示してくる場合や、最初は安いけど徐々に上げていく会社もあります。

まずはその地域の適正価格を調べてどれくらいの金額が妥当なのか把握しましょう。

プロパンガスの契約は物件購入者が自由にガス会社を選ぶことができます。住宅購入後不動産業者から紹介されるガス会社にするも、知人の紹介でガス会社を選ぶも自由になります。

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地域別で平均価格と適正価格を比較

プロパンガス料金には、「平均価格」と「適正価格」があります。

適正価格とは、当協会が独自に定めた価格帯になり、値上げされている価格を含んだ「平均価格」よりも30%以上安くなっているケースが多いです。

なので、今支払っているガス料金を比べる際は、「適正価格」を見るようにしましょう。

【価格を比較する重要性】
・支払っているガス料金が高いか適性かがわかる
差額を知ることができる。
安くなる可能性を知ることができる。

【ガス料金をそのままにしておくと】
・ガス会社の言いなりのまま高い料金を支払い続ける
・支出が増えて家計が圧迫する
ずっと値上がり続ける

北海道・東北

北海道・東北地方別の平均価格と適正価格の比較表です。

比較表(税込)基本料金従量単価ガス料金(10m3)
平均価格2,20989511,161
適正価格16505286930
差額-559-367-4231

参考:石油情報センター

関東

関東地方別の平均価格と適正価格の比較表です。

比較表(税込)基本料金従量単価ガス料金(10m3)
平均価格1,8696338,195
適正価格1,6503855,500
差額-219-248-2695

参考:石油情報センター

北陸

北陸地方別の平均価格と適正価格の比較表です。

比較表(税込)基本料金従量単価ガス料金(10m3)
平均価格2,1807749,921
適正価格1,6504956,600
差額-530-279-3,321

参考:石油情報センター

中部

中部地方別の平均価格と適正価格の比較表です。

比較表(税込)基本料金従量単価ガス料金(10m3)
平均価格1,8406708,542
適正価格1,6503855,500
差額-190-285-3,042

参考:石油情報センター

近畿

近畿地方別の平均価格と適正価格の比較表です。

比較表(税込)基本料金従量単価ガス料金(10m3)
平均価格1,9896978,961
適正価格1,6505286,930
差額-339-169-2,031

参考:石油情報センター

中国

中国地方別の平均価格と適正価格の比較表です。

比較表(税込)基本料金従量単価ガス料金(10m3)
平均価格2,0787719,791
適正価格1,6504956,600
差額-428-276-3,191

参考:石油情報センター

四国

四国地方別の平均価格と適正価格の比較表です。

比較表(税込)基本料金従量単価ガス料金(10m3)
平均価格2,0866728,806
適正価格1,6504956,600
差額-436-177-2,206

参考:石油情報センター

九州

九州地方別の平均価格と適正価格の比較表です。

比較表(税込)基本料金従量単価ガス料金(10m3)
平均価格2,0586818,866
適正価格1,6504516,160
差額-408-230-2,706

参考:石油情報センター

中古物件購入
ガス会社の契約前

LPガス付き中古物件購入で最初にすること

プロパンガスの設備付きの中古住宅を購入した時には、最初に行うべきことがあります。

可能であれば購入前から以下の点を確認できると良いでしょう。

メーターが残っているかを確認する

プロパンガス契約のある住宅でもガスボンベが撤去されていてもメーターが残っていることがあります。

戸建ての場合メーターはガスボンベ付近・玄関横・建物の裏や側面に設置されているので、探してみましょう。

メーターには契約があったプロパンガス会社の連絡先が記載されているはずです。

会社名を確認し、この段階での連絡は避けてください。

契約中のLPガス会社を下調べする

先ほどメーターで確認したプロパンガス会社を、インターネットを使って下調べします。

すぐに問い合わせしてしまうと、地域の相場を知らないまま契約まで進められてしまう可能性があるのです。

以前のオーナーが使用していたプロパンガス会社を、必ずしも使わなくてはいけないわけではありません。

地域のプロパンガスの料金相場や他のプロパンガス会社についても十分調査しましょう。

設備の貸与契約があるかチェックする

通常の中古住宅ではなくフルリフォームが完了して販売する住宅のことを「再生住宅」と呼びます。

再生住宅ではすでにプロパンガス設備が付いた上で、新品の給湯設備などが設置されています。

この際にかかった費用はプロパンガス会社が負担し、給湯設備を住宅購入者に貸し出している形になっているのです。

そのため、オーナーは該当のプロパンガス会社を初めから使わなくてはいけません。

このような状態を「無償貸与契約」と呼び、再生住宅や新築の建売住宅に導入されています。

無償貸与契約の物件はガス会社が選べない

先ほどお伝えした無償貸与契約ではプロパンガス設備を無料で使用する代わりに、その設備代金を精算しない限りプロパンガス会社を変更できません。

そのためほとんどの再生住宅は、購入後にガス会社が選べないと考えておいた方が良いでしょう。

無償貸与契約は設備費用の精算が可能

無償貸与契約では多くの場合10年〜15年の期間が契約期間に設定されており、それだけの時間をかけて設備費用を毎月のガス代金から精算していきます。契約期間内に解約をすると違約金が請求されるのです。

違約金の額は残りの契約期間によって変わりますが、1万円〜15万円程度になることが多いでしょう。

安易に契約するとトラブルの原因に…。

中古住宅を購入した時には、必ずプロパンガス契約の存在を確認してください。

特に無償貸与契約が存在する時にはプロパンガス会社を自分で選択することは難しいと言えるでしょう。

新生活の準備が忙しいからと、前のオーナーが使用していたプロパンガス会社をとりあえず使用するなどの安易な契約はおすすめしません。

プロパンガス会社の中には、一度契約を結ぶと契約期間が設定されて解約に違約金の請求がある会社も存在するのです。

プロパンガス会社選びは今後の毎月のガス代金に直結すると考え、しっかり検討してください。

中古物件購入時のLPガス注意点

中古物件を購入してプロパンガス会社選びをする時には、次の点に注意するべきです。

プロパンガス会社選びには時間がかかる可能性も考え、できるだけ早く検討をしてください。

前の契約ガス会社からの勧誘

前のオーナーが使用していたプロパンガス会社からの加入に乗るのは、あまりおすすめできません。

特に「相場より安くする」「給湯器やガスコンロを無償でサービスする」などのセールストークには要注意です。

このような勧誘をするガス会社では、契約時のみ料金を下げて長期契約を結び、徐々に料金を上げていくという悪質な営業を行なっていることがあります。

違約金の設定された契約を結ぶと、なかなかガス会社を変更できなくなってしまうでしょう。

不動産紹介のガス会社も注意

住宅購入時に担当の不動産屋からプロパンガス会社を紹介されることもありますが、こちらもおすすめできません。

顧客を紹介することで不動産会社がガス会社からバックマージンを受け取る仕組みですが、この際のバックマージンは所有者のガス代に上乗せされるのです。

ガス会社変更の流れ

STEP
料金診断を行う

まず最初に、ガス料金自動無料診断で、現在の料金が高いかどうか診断してください。

STEP
当協会に無料相談をする

診断結果が「高い」と出たら、下記のLINEで相談すか、ガス会社紹介ページよりお問い合わせください。

STEP
優良ガス会社を紹介

ご相談いただいた内容をもとに、お客様に適切なガス会社を紹介いたします。

提案内容に問題なければ、同意のもと変更の手配を進めます。

STEP
ガス会社の担当者が訪問・お申し込み

ガス会社からお客様へご連絡させていただきます。

訪問時に、ガス会社の担当者がガス切替について、詳細なご説明をいたします。

書面にてお申し込み後、ガス切り替え工事の日程を決めます。

STEP
現ガス会社を解約手続き・切り替え工事

お申し込みの書面をもとに、ご利用されていたガス会社へ解約通知を行います。

ガス切替工事は、ガスメーターとガスボンベ・周辺機材の交換を致します。

所要時間は、30分〜1時間程度になります。

STEP
変更完了

ガス会社の変更後は、通常通りご利用ください。

引き続き、毎月の検針票にて料金の確認のほど、よろしくお願いいたします。

詳しいガス会社の変更方法はこちら

プロパンガス適正価格化協会の
ガス料金安心保証!

プロパンガス業界は料金が不透明なため、中には契約後に料金を少しずつ値上げしていく会社も存在します。

そのような事態を防ぐために、プロパンガス料金適正化協会では、「ガス料金安心保証」を用意しています。消費者に提携済みの優良なガス会社を紹介し、安心してプロパンガスを利用していただきたいと考えているのです。

また、当協会で提携のガス会社と契約を結んだ場合には「お問い合せカード」を契約時にお送りしており、契約後に何らかの問題が発生した時にはスムーズに問い合わせが進むようになっています。具体的には、当協会が消費者に代わって契約中のガス会社との値段交渉・要望伝達を行います。

万が一、提携ガス会社が不当な値上げを行なった場合、お客様からご連絡をいただき次第、直ちに適正なガス料金に戻すなどの対応が可能です。

料金自動診断とご相談