相談事例2【売り込み価格】

相談事例タイトル

2009年11月、埼玉県所沢市にお住まいの主婦Yさんからの相談。

自宅に、某ガス屋の営業訪問を受け協会相談センターに問い合わせがありました。

2009年9月度の請求・・・現供給メーカーT社

自宅 ・・・ 基本料金 1,500円 28m3使用で14,940円の請求(税抜き)
従量料金 480円

奥様からの相談内容は、新しいガス屋(N社)の営業さんの話を伺うと現在の請求料金は非常に高いとの説明を受けました。今回、切り替えることで以下の料金体系で供給してくれるとの相談です。

基本料金 1.500円
従量料金 270円

協会からのアドバイスとしまして、提示された価格は「売り込み価格」であることを説明しましたが、奥様からみれば魅力的な料金体系と、担当の営業さんが値上げはしないとの確約をとれたとの申し出あり、N社との切り替えに同意されたようです。

2011年3月

当協会に主婦Yさんから、過去の経緯を踏まえ改めて相談が入りました。

現在のガス料金が非常に高くなっており、N社に問い合わせしても輸入価格の高騰との理由で応じて頂けないとの内容でした。

料金診断の結果 ・・・ 基本料金 1,500円 と仮定して、
従量料金 485円

主婦Yさんが保管していた検針票を調べた結果、切り替え以降一年を満たない月から小刻みに従量料金の値上げが続き、結果的に以前のガス会社より高い料金設定になっていました。

再三の価格交渉も全く応じて頂けないとの理由により、当協会に対して業者変更を依頼されました。

協会の賛助会員メーカー○○社への切り替えで・・・ 基本料金 1,500円 で供給が始まります。
従量料金 340円

「事例1」でもありますように、この手続き中にN社の責任者が主婦Yさん宅を訪れ、同じ料金体系に戻すから替えないでほしい旨、執拗に迫ったとの連絡を頂きました。

当然、毅然とした姿勢で断ったようです。

考察 2

「売り込み価格」の典型的な事例といえます。

これは、別に「N社」に限ったことではなく、他社も同じことをやっていると考えるべきです。

ガス会社の名刺を所持して訪問営業されている方々は、実際はガス屋の社員ではなく切り替えブローカー(代理店営業)が実態と言えます。

当然、切り替え一件に対しての報酬が目的ですから、見込み客への説得にはどうしても無理を強いられ、又、切り替え以降お客様に対してのフォローも全く期待できません。

実は、2009年7月9日に国民生活センターからの報道発表もされていますが、このような切り替えに起因するトラブルが各地で頻発しているようです。

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