【対処法】プロパンガス会社の詐欺・悪質業者に注意!見分け方・断り方を紹介

プロパンガスの詐欺や悪質な営業について耳にしたことはありませんか?

プロパンガス会社はガス料金を自由に設定可能で、その料金が明らかにされていない業者が多く、業者ごとの比較が困難です。

そのため相場よりも高額なガス料金を支払う羽目になったり、悪質なプロパンガス会社の勧誘に乗ってしまったりする方が多いのです。

今回の記事では、悪質なプロパンガス会社の見分け方や問題のあるプロパンガス会社と契約してしまった時の対処法を紹介しましょう。

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目次

悪質なLPガス業者の注意ポイント

悪質なプロパンガス業者には次のような特徴があります。プロパンガス会社と契約を結ぶ前にはこのような点がないかを確認してください。

従量料金が格安だと注意

安さを売りにしており平均的なプロパンガス料金よりも格安でガスを提供している業者は、契約後に少しずつガス料金を増やしていく場合があります。

プロパンガスの料金は、ガスの使用量に関わらず毎月請求のある基本料金とガスの使用量に応じて変わる従量料金に分かれますが、特に従量料金が相場以下のガス会社には注意してください。

新規顧客開拓のための期間限定料金である可能性が考えられます。

突然の訪問に注意

前触れなく突然自宅に訪問し「調査員」と偽ってガス漏れ放置機などを勝手に設置した上で費用を請求する業者も存在します。

特に一人暮らしの高齢者は狙われやすく、何万円もの請求に応じてしまう被害が相次いでいるのです。

ガス機器の交換と言って代金のみを受け取り、ガス機器には触れずに帰ってしまう詐欺も横行しています。

格安勧誘に注意

「今使っているプロパンガス会社は地域で最も高い」「今よりガス料金を安くしたいならプロパンガス会社を変更するしかない」などセールストークで、現在使用中のプロパンガス会社に不信感を抱かせた上で自分の会社のガス料金の安さを強調する業者もいます。

今のガス料金を知りたい・検針票を見せてほしいなどの話には乗らない方が良いでしょう。

プロパンガス会社の切り替えを考えているのなら、自分自身で比較検討することをおすすめします。

先ほどもお伝えしたように、安さを強調するプロパンガス会社の中には、契約後にガス料金を値上げしていく業者が存在するのです。

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悪質なLPガスは法律違反!

悪質なプロパンガス会社は法律に違反した営業活動を行っている可能性があります。

「特定商取引法」違反にふれる

特定商取引法では悪質な勧誘を禁止しています。この法律の範囲は訪問販売だけでなく電話勧誘販売にも適用されます。

訪問販売業者のルール

特定商取引法で禁止している訪問販売業者のルールは次の通りです。

  • はっきり断っているのに何度も訪問する
  • 帰って欲しいのに居座る
  • 訪問目的を偽ってドアを開けさせる
  • 詳しい説明なく契約を強行する
  • クーリング・オフに応じない

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悪質なLPガス業者の見分け方

ここからは、悪質なプロパンガス会社の見分け方をまとめました。違和感を感じた業者とは契約を結ばないようにしてください。

点検チラシが無い突然の訪問

通常ガスの点検前には点検を周知するチラシが配布されます。

ガス会社が実施する主な点検の内容は下記の通りです。

  • ガス保安点検(4年に1度)
  • 警報器の取替案内(5年に1度)
  • ガスメーターの交換(10年に1度程度)

周知なしに突然点検が行われることは基本的にありません。

点検チラシを確認していない点検が来た時にはガス会社に確認してから対応するべきでしょう。

不安であればチラシ記載の担当者を確認もOK

点検チラシが投函されていても、本当に信頼して良いのかが分からないという方は、チラシに記載された担当者が自分が利用しているガス会社の担当者かどうかを確認してください。

点検日当日も同じ担当者名を聞いた上でドアを開けましょう。

検針票記載の電話番号ではない

点検チラシやガス会社からのチラシが投函されていた場合も、そのチラシが必ずしも自分が使っているガス会社のものとは限りません。

ガス会社への問い合わせは毎月受け取っている検針票に記載された電話番号を信頼するべきです。

社員証の提示をお願いする

自分の使用しているガス会社を名乗っていたとしても、社員証を持っていない相手からの営業は受けるべきではないでしょう。

社員証のない方が訪問してもドアを開けないようにしてください。

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LPガス勧誘で確認すべき項目

プロパンガス会社から勧誘を受けたときには、下記の点を確認しましょう。

社名・名前・身分

担当者の社名・名前・身分を確認します。口頭での説明は信ぴょう性が低いと考え、名刺を受け取った上で社員証も確認できると良いでしょう。

点検・メンテナンス体制

プロパンガスは安全に使用するために定期的な点検やメンテナンスを行わなくてはいけません。

契約前には普段の保守点検・メンテナンス体制が整っているかを説明してもらいます。

サービス内容

プロパンガス会社のサービスはガスを提供するだけではありません。保守点検やメンテナンスはもちろん、トラブル発生時の対応もガス会社のサービスに含まれます。

いざという時の連絡先や、連絡後の対応について確認してください。

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悪質なLPガス業者の断り方

悪質なプロパンガス業者から営業を受けた時の対応について説明しましょう。

「お断り致します」とはっきり言う

相手が悪質なプロパンガス会社の可能性があると感じた時には「お断り致します」とはっきりした意思表示をすることが大切です。

濁した言い方では相手も引き下がらず、契約を期待させてしまう恐れがあります。

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契約を結んでしまった時の対処法

万が一悪質なプロパンガス会社と契約を結んでしまった時には、次のような対処法をとりましょう。

8日以内ならクーリングオフが可能

先ほど紹介した特定商取引法では締結後8日以内の契約を無条件で解約可能な「クーリング・オフ」ができることになっています。

クーリング・オフの可能性が考えられる時は、契約のどのような部分に問題があったかを説明するために、契約時に受け取った資料やメモを残しておいてください。

この法律に違反すると業者は業務停止命令などの行政処分を受けます。

悪質な場合と分かれば「6ヶ月間」の猶予あり

クーリング・オフ制度は8日以内というルールが設定されていますが、事実と異なった説明があった場合など悪質な契約では6ヶ月間クーリング・オフ可能な期間が延長されます。

9日以上経過してしまった契約も諦めてはいけません。

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LPガスの相談は「プロパンガス料金適正化協会」

プロパンガス会社を選びたい・プロパンガス会社を変更したいけれど悪質な業者が見分けられないという方は、プロパンガス料金適正化協会にご相談ください。

プロパンガス適正化協会ではプロパンガスを適正料金で消費者に提供するために、優良なプロパンガス会社を紹介しています。

まとめ

プロパンガス業者の中には悪質な営業で契約を結ぶ・点検などと嘘をついて詐欺を働くような業者も存在します。

今回紹介した悪質な業者を見抜く方法や対策を把握し、問題のある業者との関わりを避けましょう。

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