2011年5月、神奈川県厚木市にお住まいの主婦Kさんからの相談。
2007年に、オール電化新築住宅を購入し快適な生活を期待していたそうですが、入居後数カ月で動悸・めまいの症状が現れ、病院に通院の結果「電磁波過敏症」と診断されたそうです。
主婦Kさんの通常の生活では、強い電磁波の影響を受ける電気製品はIHクッキングヒーターしか考えられず、毎日の家事のなか使用制限により症状が改善したとの経験を踏まえ、台所をガス仕様に変更したいとのご相談でした・・・・・。
IHクッキングヒーターを即刻撤去、ガスコンロを量販店で安く購入して頂き、プロパンガス配管工事は無償で対応できるガス会社をご紹介いたしました。
考察 3
「ただちに健康に被害を及ぼすものではない」・・・・。
最近の原発問題で良く耳にする無責任・極まり無い言葉ですが、実はIH電磁波問題も同様と言えます。
例えば、最近のパナソニック新製品のIHクッキングヒーターはヒーター部を奥に配置し、手前に調理台スペースを確保し使い勝手がいいとの宣伝を行っていますが、実際には電磁波対策です。
以前、IH開発大手メーカーの技術開発スタッフに直接聞いたことですがありますが、IHクッキングヒーターは開発担当者が電磁波過敏症になってしまうほど強力な電磁波が発生している器具なのです。
特に、妊婦の場合IHクッキングヒーターが直接お腹に接近しますので注意が必要です。
一方で、IHクッキングヒーターを利用して、料理が下手になったとの相談も良く受けます。
よくTV・CMで有名シェフを起用し、いかにもIH調理で美味い料理が簡単に作れるといった誤解を抱く宣伝がなされていますが、実際には、IHをご利用されている消費者ご自身が実感されているとおり、やっぱり直接「火」を使ったガス調理が一番美味しいのです。
当協会では、電磁波問題も含め「節電」と、次世代システムであるエネファームの普及に備えオール電化からの燃料転換を推進しております。
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