相談事例19【母子家庭、弱みにつけこむガス屋の対応】

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2012年8月、神奈川県で一戸建てにお住まいのKさんからの相談。

地元のガス販売店A社との契約で長年プロパンガスを利用してきたが、数年前ご主人が病気で他界した以降は、高額医療費支払い等の経済的理由により支払いが滞ってしまい、ガス滞納金が13万円余りになっていたところに値上され、さらに高額なガス代請求に困惑しているとの相談でした。

基本料金1,850円    従量料金@580円 (今月から@20円の値上げ)

Kさんに対して、他社変更の旨の意思表示し値下げ交渉を行うアドバイスで試みるも全くガス屋は同意せず。

協会の賛助会員メーカー(問屋)B社に協力を得て、滞納金全額借り上げ(残存契約)供給変更を行いました。

基本料金1.500円    従量料金@420円 (残存分込)


考察19

今回の業者変更手続きの際、前例に漏れずA社の責任者から値下げに同意する旨、Kさんに打診があったとの報告を受けました。
当然、Kさんは毅然とした対応で断ったそうです。

言語道断、『悪徳業者』の典型例と言える。地元の個人商店の問題でもあり、業界全体に言えることではないとも思料されるが、この様な業者は本来、各都道府県に設立されてある『都道府県の各エルピーガス協会』が主体的に指導・教育・改善命令を果たす役割を担うべきです。
協会の代表ブログ(2010年5月7日付け)でも問題提起していますが、毎年多額の税金が投入されている『エルピーガス協会相談窓口』が全く機能していない現状をそろそろ問題視していかなければなりません。

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